ウォーターサーバー解約方法を3ステップで解説|違約金と手順

ただし、タイミングを1か月間違えるだけで1〜2万円の違約金がかかることがある。ここが一番こわいところです。
この記事では、解約の手順そのものより「損しないための見極め方」と「つまずきやすい場面の対処」に紙幅を割きました。2児の母として複数社のサーバーを実際に使い、解約・乗り換えも経験した私の目線でまとめます。
ウォーターサーバー解約の全体像と所要時間・難易度

まず全体像から。解約手続き自体は電話かWebで5〜10分ほど。手間がかかるのは、その後のサーバーの水抜きと梱包です。
難易度は正直、低め。特別な道具はいりません。必要なのは『契約番号が分かるもの』『1日サーバーを止めておける時間』『水を出し切るための雑巾やタオル』くらいです。
解約連絡をしてから本体の水抜きをして、梱包し、配送業者に引き渡す。この流れは多くのメーカーで共通しています。
解約に必要な情報・書類の事前チェックリスト
電話やWeb申請の前に、これだけ手元にあるとスムーズです。途中で「お客様番号は…?」と探し回るのが一番のストレスなので、先に揃えておきましょう。
| 項目 | 確認のしかた | 用途 |
|---|---|---|
| 契約番号・お客様番号 | 契約書・マイページ・請求書 | 本人特定と手続きの入口 |
| 登録の氏名・住所・電話番号 | 契約時の情報 | 本人確認 |
| 契約プラン名と利用開始日 | 契約書・マイページ | 違約金の有無を判断 |
| 返却用ダンボールの有無 | 物置や納戸を確認 | 梱包・返却に必要 |
プレミアムウォーターはマイページか公式アプリの「お客様登録情報」から手続きできます。ページ下部に「解約をご希望される方はこちらから」のボタンがあります。
ただし常温キットプランの場合はマイページが使えず、カスタマーセンターへの電話が必要です。自分のプランがどちらか、先に確認してください。
解約完了までの期間と最終請求のタイミング
解約は「連絡したその日に完了」ではありません。メーカーによって、申し出の締め切りが決まっています。
うるのん(アクア)はサーバー撤去希望日の1か月前までに連絡が必要。ウォーターワンは次回の配送予定日の8日前までに申し出ます。締め切りを過ぎると、次の配送やレンタル料が1か月分上乗せされることがあります。
最終請求は、サーバー回収月の利用料や、未払いの水代をまとめて精算する形が一般的です。引き落とし日まで明細を確認しておくと安心です。
クーリングオフが使えるケースとの違い
ここは混同しやすいので分けて押さえてください。契約してすぐなら、違約金なしで解約できる場合があります。
訪問販売・電話勧誘販売や、ショッピングモールの特設ブースで契約した場合は、契約から8日間以内ならクーリングオフが可能です。書面で意思を伝え、内容証明郵便など「送った記録が残る方法」で送ります。
一方で、インターネット通販やテレビショッピングなどの通信販売には、法律上のクーリングオフが適用されないことがあります。自分がどこで契約したかで扱いが変わる、という点に注意してください。
ウォーターサーバーを解約する手順を3ステップで解説
ここからが本番。全体は3ステップです。所要時間は連絡が5〜10分、水抜き・梱包が30分〜半日(常温に戻す待ち時間込み)を見ておけば足ります。

水抜きは必須です。内部に水が残ったまま運ぶと、水漏れや故障の原因になります。
ステップ1 電話やWebで解約の意思を伝える
まずは連絡から。受付方法はメーカーで分かれます。
| メーカー | 受付方法 | 締め切りの目安 |
|---|---|---|
| プレミアムウォーター | マイページ・アプリ(常温キットは電話) | プランにより異なる |
| うるのん(アクア) | 電話のみ(0120-737-113) | 撤去希望日の1か月前まで |
| ウォーターワン | 電話のみ | 次回配送の8日前まで |
| コスモウォーター | 電話のみ | 公式に要確認 |
電話のみのメーカーが多いのが実情です。連絡時に「契約番号」「氏名」「解約理由」を聞かれます。理由は「他社に乗り換える」「使う頻度が減った」程度で十分です。
確認の目安:この時点で「解約日(撤去日)」「違約金の有無と金額」「梱包材が届くか自分で用意するか」の3つを聞き出せていればOKです。
ステップ2 サーバーの水抜き・清掃・梱包をする
次は水抜き。ここを雑にやると追加請求の火種になります。私は前日の夜に始めて、朝までに常温に戻しました。
手順はこうです。①出水口から水を出し切る ②ボトルを外す ③コンセントを抜いて常温に戻す ④背面の排水キャップを外してタンク内を排水する。
温水タンクは冷めるまで時間がかかります。やけど防止のため、コンセントを抜いてから数時間〜半日おいてから排水するのが安全です。
確認の目安:排水キャップから水が出てこなくなり、サーバーを軽く傾けてもチャプチャプ音がしなければ水抜き完了です。
ステップ3 返却用ダンボールに詰めて回収を待つ
ウォーターサーバーはレンタル品なので、本体の返却が必要です。梱包材はメーカーから届くことが多く、ウォーターワンの場合は連絡後1週間以降に発送されます。
注意したいのが、付属品の扱い。プラスチックのボトルカバーやトレーは同梱せず、自分で処分するよう案内するメーカーがあります。何を返して何を捨てるか、回収時に確認してください。
確認の目安:本体をダンボールに収め、配送業者に引き渡せたらここで作業は完了です。これで「解約手続き〜返却」までやり切ったことになります。
うまくいかないときの対処と完了の目安
水抜きの最中に「思ったより水が出ない」「キャップが固い」場合は、無理に力をかけず、サーバーを少し傾けて出水口側からも抜くと出やすくなります。
最終的に解約が完了したかは、回収後の最終請求と引き落とし明細で確認できます。レンタル料の請求が止まっていれば、解約はきちんと処理されています。
解約にかかる費用の全体像と違約金シミュレーション
一番気になるお金の話。解約でかかり得る費用は、大きく『解約金(違約金)』『回収料・送料』の2つです。

違約金の相場はメーカーにより1〜2万円程度。契約期間は2〜3年が一般的で、満了前に解約すると発生します。
解約金・回収料・送料の費用早見表
メーカー別の違約金を表にまとめました。公式に公表されている金額のみ載せています。
| メーカー・プラン | 解約のタイミング | 解約金(税込) |
|---|---|---|
| うるのん 2年プラン | 2年未満で解約 | 11,000円 |
| うるのん 3年/子育てプラン | 3年未満で解約 | 16,500円 |
| ウォーターワン 基本プラン | 2年未満で解約 | 13,200円 |
| ウォーターワン 3年うきうきパック | 3年未満で解約 | 20,900円 |
回収料・送料は無料のメーカーもあれば、別途かかるメーカーもあります。連絡時に必ず確認を。
契約年数・経過月数別の違約金の目安
違約金は「契約期間に対してどれだけ早く解約したか」で段階的に決まる場合があります。3年契約を例にした目安はこうです。
| 解約のタイミング | 違約金の目安 |
|---|---|
| 利用開始〜1年未満 | 2万円程度 |
| 1年〜2年未満 | 1万円程度 |
| 契約期間満了後 | 0円 |
つまり、利用が長いほど違約金は下がり、満了後はゼロ。あと数か月で満了なら、待ってから解約するほうが得になります。
解約後の返金・日割り・前払い分の精算
正直に言うと、ここはメーカーごとに差が大きく、公表されていない部分も多いです。前払いした水代や、未配送分のボトル代がある場合は、精算方法を解約連絡のときに必ず聞いてください。
レンタル料が日割りになるかどうかも公式に明記されないことがあります。確認できない金額を私が憶測で書くことはしません。気になる点は窓口で番号を控えて質問するのが確実です。
後悔しない解約のベストタイミングの見極め方

手順より大事なのが、このタイミングの話。同じ解約でも、選ぶ月によって支払いが2万円変わることがあります。
3年契約なら満了後の解約で違約金ゼロ。1か月の差で1万円以上変わるのが、この世界のシビアなところです。
更新月・無料期間の確認方法
最低利用期間が満了する前に解約すると解約金が発生します。だから「いつ満了か」を先に押さえます。
確認のしかたはシンプルで、利用開始日に契約年数を足すだけ。例えば2022年4月開始の3年契約なら、2025年4月以降が違約金ゼロの解約タイミングです。マイページや契約書で開始日を確認しましょう。
引っ越し・住所変更は解約すべきか住所変更で済むか
引っ越しでまず解約を考えがちですが、待ってください。多くのメーカーは住所変更で配送先を変えるだけで継続できます。違約金を払って解約するより、住所変更のほうが圧倒的に得です。
私が住所変更を選ぶ基準はこうです。引っ越し先でも使い続けたいなら住所変更。サーバー自体をやめたい、不満があるなら、違約金とのバランスを見て解約。ここは迷う人が多い分かれ道です。
乗り換えキャンペーンで違約金を負担してもらう方法
他社に乗り換えるなら、乗り換え先の違約金負担キャンペーンを使う手があります。新しい契約をする代わりに、今の解約金を負担(またはギフト券で還元)してくれる仕組みです。
このときに必要になるのが、後述する解約証明書。先にもらい忘れると特典を受けられないことがあるので、解約連絡のときに「証明書は出してもらえますか」と必ず聞いてください。
つまずきやすい場面別の対処法
実際にやってみると、想定外でつまずく場面があります。私や周りで起きたケースをもとに、対処をまとめます。

電話がつながらない・引き止められる場合
電話のみ受付のメーカーは、月末や昼休みが混みます。私のおすすめは平日の午前10時台か、14〜15時台。比較的つながりやすい時間帯です。
引き止め(プラン変更や割引提案)があっても、断ってかまいません。「解約でお願いします」と一度はっきり伝えれば手続きは進みます。締め切りが迫っているなら「○日までに解約したい」と日付を添えると話が早いです。
返却用ダンボールが手元にない場合の入手・代用
梱包材はメーカーから送ってもらえるのが基本です。ウォーターワンのように連絡後1週間以降に発送されるケースもあるので、回収日から逆算して早めに依頼しましょう。
どうしても間に合わないときは、サーバーが入るサイズの丈夫なダンボールと緩衝材で代用できるか、回収業者やメーカーに確認します。勝手に自己流で梱包して破損すると、修理費を請求されるリスクがあります。
名義人以外(家族・故人)が解約する場合の手続き
契約は名義人単位なので、家族が代わりに解約するときは本人確認の追加書類を求められることがあります。契約番号と名義人の情報を手元に揃えてから連絡してください。
名義人が亡くなった場合は、事情を伝えれば相続人などからの手続きに応じてもらえます。必要書類はメーカーで異なるため、まず電話で「名義人が亡くなったので解約したい」と状況を伝え、案内に従うのが確実です。
【独自】解約で後悔した失敗例とよくあるトラブル
ここは他の記事にあまり書かれていない、生々しい失敗談です。私自身と取材で集めたケースから、特に多い3つを共有します。

更新月を1か月間違えて違約金が発生した例
「もう満了したはず」と思い込んで解約したら、実際は満了の1か月前だった――これが一番多い失敗です。3年契約で1万円以上の違約金が発生しました。
教訓はひとつ。利用開始日をマイページで実際に確認してから連絡すること。記憶に頼らないでください。1か月ずれるだけで万単位の差になります。
水抜き不足で追加請求された例
温水タンクの水を抜き切らずに返却し、輸送中の水漏れで追加費用を請求されたケースです。コンセントを抜いてすぐ排水しようとして、熱くて途中でやめてしまったのが原因でした。
温水タンクは冷めるまで待つ。背面の排水キャップから水が出なくなるまで確認する。この2つを守れば防げます。
解約証明書をもらい忘れて乗り換え特典を逃した例
乗り換えキャンペーンの違約金負担を当てにしていたのに、解約証明書を取り損ねて申請できなかった例です。証明書は後から発行を断られることもあります。
乗り換え前提なら、解約連絡と同じタイミングで証明書を依頼する。これだけで数千円〜1万円の特典を取りこぼさずに済みます。
ウォーターサーバー解約に関するよくある質問

最後に、解約でよく一緒に調べられる質問をまとめます。
よくある質問
解約は手順そのものより、タイミングと事前確認で結果が変わります。まずはマイページを開いて、利用開始日と契約プランを確認するところから始めてください。それが一番の節約になります。
